2017-08-02 Wed
今日は天気も持ちそうとの天気予報でした。陶芸作品の仕上げも終わってひと段落、岐阜県の平湯、乗鞍方面に
出かけて来ました。
最初に立ち寄った所は久しぶりの「ひらゆの森」です。
開館直ぐだったせいか、お客さんは少なめでしたが、
出る時には駐車場も一杯の人気でした。
ここの自慢は、良質なかけ流しの温泉が注がれた露天風呂。
男湯7、女湯9の合計16もの湯船が有り、夫々に濁り方、温度が
異なっているそうです。
自然に包まれた中での温泉入浴は、心も体も癒して呉れる感じです。
平湯温泉にゆっくり入って、乗鞍高原方面に行ってみました。
施設案内の看板ももう消えかかって、どんな施設が有るのかが
全然分かりません。
この地域の衰退ぶりを表しているようです。
これ以上奥に行くことを止めて、周辺を散歩してみました。
林の中に未だ咲いているアジサイを見つけました。
白樺の木、蔓植物、アジサイの白い花、良い感じに思えました。
ヤナギランの群生地を見つけました。
我が家の庭にも植えましたが、既に絶えて咲くことは有りませんでした。
採って帰りたい気分にも成りましたが、止めました。
ヤナギランの間にちょこっと咲いているマツヨイグサ。
ヤナギランの勢いに押され気味に咲いています。
大泉の近辺ではもう咲き終わったムシトリナデシコ、
コンクリートの間から芽を出し育っている強い花ですが、
何時か道端のこの花を採ってきて、我が家の庭に植えましたが
矢張り育ちませんでした。(+_+)
茎の長さ僅か数センチの頂上に、数個の花を付けたホタルブクロ。
逞しい花です。
帰りに寄った山野草店。
テント4張りほどの中に数多くの野草が売られています。
今日は珍しく、ご主人が居ました。
「ご主人、今までに見たことが有りませんが、何時もここに居るんですか?」
即座に奥様が「この人は出かけてばかりで、殆どここには居ないんですよ」
ご主人が居たお陰で、今日はお値打ちに野草を買う事が出来ました。(^^♪
私が買ったのは、珍しい花の形をしたタマアジサイとホタルブクロです。
珍しい花のタマアジサイ、来年はしっかり挿し木をして増やしたいと
思って居ます。
ホタルブクロは何度も買って、何度も消滅の経験から、
期待せずに、店主に教えて貰った通りに半日陰に植えようと思って居ます。
何時も不思議に思う事は、山野の自然な場所に咲く山野草を買って来て、
その育て方を調べると、必ずと言って良いほど肥料を与える事です。
例えば今日群生していたヤナギランに付いて調べると、
「芽出し後から盛夏前までと、秋の彼岸過ぎから休眠までの間に、
液体肥料を月2回ほど施します。置き肥を併用しても効果的です。」との
説明が「みんなの趣味の園芸NHK」に書かれています。
ヤナギランの群生地に肥料を与えて居る人は居ないでしょうに、
それでも立派に花を付け、綺麗に咲いている姿を見ると、
我が家で咲かない理由が分かりません。
それは、ムシトリナデシコ、コスモスでも同様です。
何度も買って来て地植えしたオダマキやホタルブクロが育たずに、
知らぬ間に我が家の庭に何処からか侵入してきたオダマキや
ホタルブクロが、年々勢力範囲を増やし続けて居るのも不思議です。
私に取っての自然豊かな環境が、果たして山野草に取って、
豊かな環境であるとは必ずしも言えないことが分かって来ました。
でも、トガクシショウマ、キレンゲショウマ、シラネアオイ、スズムシソウ、
ササユリ、ササバギンランなどが無事に育ってることには
環境が山野草を育てて呉れて居ると言う事でしょうか?
これらの山野草に聞いてみたい気分です。
そう言えば「環境が人を育てる」と言う言葉も有りました!(^^)!
人も山野草も「環境」が育てるんですね。