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定年後の八ヶ岳高原での楽しい出逢いや出来事を気ままに綴っていきます。

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どちらが住みやすい?カモ達
豊田市の自宅から大泉に戻る途中、諏訪湖が気に成ってちょっと寄ってみました。
昨日は清流の巴川や王滝渓谷を見て来ただけに、諏訪湖の「菱」の繁茂が
酷く汚く見えました。

CIMG17082001.jpg
多くの人達のボランティアに依って菱の除去作業が行われていますが、
先月諏訪湖一周した時よりも状況は悪くなっている様に見えます。
緑のジュータンなどと表現する人もいますが、
枯れて腐りかけた水草は、汚れたジュータンとしか言いようがありません。

CIMG17082002.jpg
人の眼で見た菱は汚く、そこに生息するカモ達にも良い場所では
無い様に思うのですが・・・・。カモに聞いてみないと分かりません(+_+)

CIMG17082003.jpg
異常に繁茂した菱を避けて、カモ達は岸辺に上がっている様にも見えます。

CIMG17082004.jpg
「菱」刈り取り船の活動も、菱の繁殖力には追い付かない様に見えます。

CIMG17082005.jpg
家の近くのため池にも寄ってみました。
カルガモが5羽ほど泳ぎながら採餌していました。
諏訪湖よりずっと綺麗な水面で、見ていてちょっとほっとします。

CIMG17082006.jpg
諏訪湖のカモは、汚い湖面を避けて岸辺に上がった感じでしたが、
この池のカモは羽繕い或いは羽休めの為に、岩に上っている感じです。

CIMG17082007.jpg
水面にサギの姿が写るほどの綺麗な池、水鳥たちに取っては
この様な環境の方が諏訪湖の様な状況よりもはるかに良い様に
思いますが・・・。

昨年諏訪湖ではワカサギの大量死が問題に成りました。
県内の関係者が集まり、対策を検討しましたが、
ワカサギなどの大量死の原因として(1)貧酸素水域の拡大、
(2)菌類、バクテリア、プランクトンなどの影響、
(3)アンモニア性窒素などの有害物質の影響
の3点の可能性が提示されたモノの結論は出なかったようです。
諏訪湖の湖底の状況をネットで調べてみますと、相当に汚泥が蓄積され、
貧酸素化が進んでいるようです。
諏訪市役所の樫尾政行さんが次のような事を語っています。(HUFFPOSTより抜粋させて
頂きました)
「子どものころの諏訪湖はとてもきれいでした。小学生のころはよく釣りに行き、
たくさん取ってきたコイやフナ、ワカサギなどを両親が喜んで食べてくれました」
「しかしやがて、水質が悪化。
植物プランクトンの大量繁殖によるアオコに悩まされるようになりました。
楽しみにしていた夏の釣りは避ける年もあったほど、アオコは湖を覆った」といいます。
樫尾さんが社会人になる頃には、諏訪湖の水質は大幅に改善し、
アオコもだいぶ見られなくなっていました。下水道整備が進んだのです。
ところが、再び諏訪湖の環境は揺らぎました。
その原因は水質浄化に一定の役割を果たしてきた筈の水草の菱でした。
2000年ころから過剰に菱が繁茂し、湖底の酸素不足を引き起こしたのです。
その結果、諏訪湖の漁獲量は激減。魚介類の生息環境が悪くなってしまったといいます。
「岸近くまでびっしりと菱が繁茂するようになると景観も悪く、
腐敗臭にも悩まされるようになりました」と樫尾さん。
2011年には、菱は湖面の2割を占めるまでになりました。
翌年、生活環境課に配属された樫尾さんは、
市民要望の強い菱対策と正面から向き合うことになりました。
この間、市としても市民ボランティアを募って菱の除去に取り組んできました。
しかし、もっと“広がり”のある取り組みにできないか、と模索していた時、
樫尾さんはある活動に出会いました。
それが、トヨタのハイブリッドカーAQUAが、
全国の地元団体と地方紙の協力のもと行う環境イベントAQUA SOCIAL FES!!でした。
活動自体はもちろんのこと、「行動を通して水辺の環境向上を考える」という理念に共感し、
AQUA SOCIAL FES!!事務局に自ら“共催”を打診。庁内も調整しました。
そして2013年から諏訪市とAQUA SOCIAL FES!!のタッグがスタートすることになりました。
現在では樫尾さんをはじめ同課職員5人全員が運営スタッフとして汗を流しています。
県が本格導入した刈り取り船やAQUA SOCIAL FES!!などの活動の効果で、
昨年は菱の繁茂量が減ったそうです。
しかし、今のところ、漁獲量が回復したと言えるわけではありません。
生態系が崩れた原因は菱の過剰繁殖だけでなく、天候にもあるとみられているからです。
昨年、AQUA SOCIAL FES!!で重点的に抜き取り作業をしたエリアを調査したところ、
「6月上旬にはすでに菱が生えていました。今年は多くなるかもしれません」と
樫尾さんは残念そう。
しかし、環境保全活動はたった数年では答えが出ないもの。
「地道に、息長く取り組む必要があるんです」と前を向きます。」

諏訪湖が不可解な現象に見舞われている原因は、外的な環境変化も
あるのでしょうが、直接的には、湖の水質と湖底の土質にあり、
過去から現在に至る色々な蓄積が、今の現象をもたらしているのではないかと
思います。
100年以上も人が汚染し続けて来た諏訪湖の水質と土質、
水質は改善されたと言っても、湖底の土質はこれからが正念場、
湖底の土質の改善こそが諏訪湖の環境改善に最も効果的ではないかと思います。

諏訪湖の浚渫事業の現状について、ちょっと悲観的な記事を見つけました。
「諏訪湖の浚渫事業は、前述しました訪湖浄化対策研究委員会の提言を受け、
昭和 44 年から行われています。
諏訪湖においては昭和初期から治水を目的とした浚渫が行われていましたが、
環境保全という目的での浚渫は昭和 44年以降となります。
浚渫は、2期に分かれて進められています。
まず、第1期工事は浚渫開始から昭和 55 年までの 11 年間で、
水深 2.5m までの湖岸周囲の浅瀬を対象に 151 万 m3の底泥を浚渫し、
事業を完了しています。
第2期工事は湖全体に窒素・リンが底泥の表層に広く分布していることが確認されたため、
湖面全域の 1060 万 m2を対象に栄養塩類が堆積した 50cm の厚さで
底泥を浚渫するというものであり、昭和 56 年以降現在も実施しています。
その進捗状況は平成13年度で目標の浚渫土量 530 万 m3に対して
54%の達成率となっています。
現在も、諏訪湖全体の汚濁負荷量の内、内部から発生する汚濁負荷量は約30%あります。
浚渫事業を行うことにより底泥からの栄養塩類の溶出を削減できますが、
発生する底泥の受入れ先が難航等により浚渫事業は岐路に立っています。」
(最近の浚渫状況に関する記事が見当たりません)
100年かけて汚染して来た罪滅ぼしを、せめて10年計画で着実に成し遂げたいモノです。


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ブログ | 21:22:37 | トラックバック(0) | コメント(0)
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